借地権の法律

借地権の法律には旧法と新法があります。旧法の時代の契約は今でも残っています。かつては堅固な建物は30年以上、非堅固な建物は20年以上の契約期間を定めなければ行けないとされていました。また、契約書に定めがない場合には堅固な建物で60年、非堅固な建物でも30年の契約期間とみなすとされていました。この期間内は基本的に地主の方から明け渡しの請求をすることはできませんでした。これは、戦時中に立法されたものであり、戦争に家主が出ていて、家族を守るためのものだったのです。しかし、これは現代にはまったく合わないとされたために法律が改正されました。

地主旧法では実質的に土地を貸してしまうと半永久的に返ってこない状態となっていました。これを緩和するために生まれたものが新しい借地借家法なのです。こちらでは更新の適用がされない制度ができました。これによって、さまざまな土地利用が可能となったのです。定期借地権というものができたために、地主が土地を取り戻すことも可能となりました。地主に不利益な形の法律が存在していたのが是正されたのです。

借地権には旧法と新法があり、それぞれ異なる内容になっていることを覚えておきましょう。より公平な制度となったのです。